新型コロナウイルス感染症拡大防止:多摩川河川敷を含む公園利用についてのお願い

STAY HOME週間ロゴマーク

 東京都では、新型コロナウイルスの感染拡大をくい止めるため、大型連休(4月25日~5月6日)中の外出自粛を呼び掛ける「STAY HOME ウチで過ごそう」キャンペーンが始まりました。

 緊急事態宣言の下、世田谷区でも不要不急の外出自粛要請が出されていますが、市民の心身の健康維持のために散歩などでご利用いただくことを想定して、区立の公園等は、いくつかの施設を除いて通常どおり開園しています。

 公園施設の臨時休業情報(新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う公園利用についてのお願い【4月24日更新】世田谷区公式サイト)

 一方で、二子玉川は多摩川に開けた街であり、区立兵庫島公園・二子玉川公園、野川沿いの親水護岸など、いずれも多摩川の河川敷内あるいは隣接した場所にあります。河川空間は自由使用が原則ですが、不特定多数の人が同じ場所を目指して集まり、滞留すると感染リスクが高まる3つの「密」のうち「密集」や「密接」が発生することになります。残念ながら、最近の報道にもある通り、公園や水辺などの屋外に人が集結してしまう状況が二子玉川にも発生しています。

 世田谷区みどり33推進担当部 玉川公園管理事務所は、玉川地域の各公園敷地内で利用にあたっての注意喚起をポスター等で掲示を開始しました。

 特に、利用の多いベンチや遊具、広場において、「混んでいたら利用しない」、「いつもより短めに」、「独占しないように使う」などを念頭に、密集を作らないご配慮を、また、手洗いやマスクの着用、咳エチケットの徹底など、感染拡大防止に引き続きの協力を呼び掛けています。

画像提供:玉川公園管理事務所
画像提供:玉川公園管理事務所
画像提供:玉川公園管理事務所

 地域の大切な自然資産である多摩川の水辺を守り、新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態終息後も、地域のオアシスとして人々がのびのびと過ごせる空間をつくっていくために、いま一度、各自で利用にあたっての注意点を確認し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、地域一体となった感染防止対策を行っていきましょう。

東京都「STAY HOME 週間」ポータルサイト
玉川地域の公園紹介

名称
世田谷区立二子玉川兵庫島公園
所在地
世田谷区玉川3-2

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。二子玉川エリア在住19年。出版社勤務を経て、ローカルニュース記者からロコカタリスト(地域の触媒)へ!「街の記録係」「Story Teller」という視点を核に、活動を続けています。

玉川町会100年懇話会事務局担当。(一社)二子玉川エリアマネジメンツ職員。 フリーランスで公民連携分野のライターをぼちぼち。二子玉川カヌー部部員。

多摩川流域生まれ&育ち。座右の銘は名前のごとく”straight from the gut”。