【フォトレポート】多摩川の水辺にたんぽぽ咲くころは

多摩川の砂にたんぽぽ咲くころはわれにもおもふひとのあれかし(若山牧水)

二子玉川兵庫島公園の丘上に上がる階段の途中に、若山牧水の石碑があることをご存知でしょうか。大正から戦前までに活躍した歌人・若山牧水は、一時期二子玉川エリアに暮らしていたことがあります。上記の歌も彼が詠んだ多摩川の歌のひとつです。

まさにこの時期、多摩川の水辺には、地上で一番小さな太陽が咲き乱れます。そんな小さな太陽の綿毛をふーっとするために掴む小さな掌。二子玉川のたんぽぽはきっと、こうして繋がっていくのでしょう。

名称
二子玉川・兵庫島公園
所在地
世田谷区玉川3

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。二子玉川エリア在住20年。出版社勤務を経て、ローカルニュース記者からロコカタリスト(地域の触媒)へ!「街の記録係」という視点を核に、活動を続けています。

玉川町会100年懇話会事務局担当。二子玉川のまちづくり歴は10年。まちづくり組織で情報・広報分野と水辺などの公共空間における官民共創に従事。多摩川流域生まれ&育ち。フリーランスで公民連携分野のライターをぼちぼち。二子玉川カヌー部部員。

座右の銘は名前のごとく”straight from the gut”。