【フォトレポート】多摩川の水辺にたんぽぽ咲くころは

多摩川の砂にたんぽぽ咲くころはわれにもおもふひとのあれかし(若山牧水)

二子玉川兵庫島公園の丘上に上がる階段の途中に、若山牧水の石碑があることをご存知でしょうか。大正から戦前までに活躍した歌人・若山牧水は、一時期二子玉川エリアに暮らしていたことがあります。上記の歌も彼が詠んだ多摩川の歌のひとつです。

まさにこの時期、多摩川の水辺には、地上で一番小さな太陽が咲き乱れます。そんな小さな太陽の綿毛をふーっとするために掴む小さな掌。二子玉川のたんぽぽはきっと、こうして繋がっていくのでしょう。

名称
二子玉川・兵庫島公園
所在地
世田谷区玉川3

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!