【フォトレポート】瀬田玉川神社: 蛭子能収さん作画の御祭神

「戦国時代の永禄年中(1558~70)に、この村の下屋敷に勧請し、その後、寛永3年(1626)、瀧ヶ谷に長崎四郎右衛門嘉国が寄付をして遷宮した」と記録の残る瀬田玉川神社。

保存する棟札には、元禄8年(1695)9月、長崎四郎左衛門嘉満、又四郎嘉包が、子孫の長久繁栄を祈願して、拝殿一宇(棟)を造営した、とも。

国分寺崖線上に建ち、現在でも境内からは富士山と二子玉川市街地を望むことができます。初詣や毎年10月の例大祭以外にはあまり足を運ばない…のは少しもったいないような、心に潤いと静けさを授けてくれる場所です。

境内の細部をあちこち見ると、意外な発見がありました。

神殿入口で目を惹く半立体型の酉年大干支絵馬は、福島県南相馬市出身の舞台美術家・門馬雄太郎さんとそのお仲間の吉田竜一さん(吉田さんは俳優でもあります)、松谷さんの制作だそう。

瀬田玉川神社

http://www.setatamagawajinja.jp

名称
瀬田玉川神社
所在地
世田谷区瀬田4-11-31

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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