二子玉川ライズ、防災について考える特別企画「おうちでチャレンジ!防災博士の挑戦状」冊子の無料ダウンロードも

 二子玉川ライズは、9月の防災月間を契機に、おうちで防災について考える特別企画「おうちでチャレンジ!防災博士の挑戦状」を2020年9月29日(火)から実施しています。

 同企画では、防災について“楽しみながら学べる”をコンセプトとした冊子「防災博士の挑戦状」を制作、特設サイトからダウンロードできるほか、地域の小学校を対象に配布することで、地域の防災意識向上に努めます。

今年はおうちで学べる!クイズで楽しみながら防災の知識が身につく冊子「防災博士の挑戦状」を頒布

 二子玉川ライズでは、地域の防災意識の向上を目指し、2011年から毎年、防災啓蒙イベント「イザ!カエルキャラバン in 二子玉川ライズ」を開催してきました。スタンプラリー形式の体験型ワークショップや、地域の消防署・病院等と連携した企画を実施し、毎年たくさんのお客さまにご参加いただいておりました。

 今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のもと、実施にあたっては、従来型のワークショップイベントではなく、新しい生活様式へと移行した社会のニーズにあわせ、おうちで学ぶ新しい形での啓蒙活動を検討し、この度の防災企画「おうちでチャレンジ!防災博士の挑戦状」が誕生しました。

 今回制作した冊子「防災博士の挑戦状」は、「ひなん」「そなえ」「ステイホーム」の3つの章に分かれており、それぞれのテーマごとに、防災について学べる「研究レポート」と、学んだことを活かして難問にチャレンジする「ナゾときクイズ」を用意しています。クイズで楽しく学びながら自然と防災の知識が身につく、新しい形の防災啓蒙企画です。

冊子「防災博士の挑戦状」(クリックするとダウンロードページへ飛びます)

台風19号の経験や、コロナウイルスという新たな脅威により高まる防災意識を反映した冊子はダウンロードで入手可能

 冊子「防災博士の挑戦状」の制作にあたり、二子玉川ライズの運営スタッフから、世田谷区玉川総合支所地域振興課、玉川消防署、玉川病院など地域施設の方々まで、総勢27名によるワークショップを8月20日、21日、26日の3日間開催しました。

 昨年、二子玉川地域を襲った台風19号の被害の経験や、「感染症」という新たな災害に直面した現在の状況などを踏まえ、様々な意見を出し合った結果が冊子「防災博士の挑戦状」に反映され、経験に基づく”生きた“防災の最新情報がまとまった冊子となっています。

 冊子は特設サイトからダウンロードできるほか、近隣の小学校6校(二子玉川小学校、砧南小学校、瀬田小学校、玉川小学校、中町小学校、玉堤小学校)へ合計約3,500部(小学3年生~6年生対象)のほか、玉川病院、玉川消防署、玉川総合支所へ各100部、二子玉川駅構内へも配布しています。

 同企画担当の二子玉川ライズタウンマネジメントチームの杉本義夫さんは、「二子玉川ライズの運営スタッフと一緒に玉川エリアで活躍される区役所、消防署、病院、駅の方々のご協力により、二子玉川ならではの手作り防災冊子を作ることが出来ました。昨年の台風19号や、コロナ感染症という新たな災害に直面した現在の状況を踏まえ、制作に関わった皆さんの経験に基づく”生きた“防災の最新情報がまとまった冊子となっています。是非ご覧ください」と話しています。

「おうちでチャレンジ!防災博士の挑戦状」概要

■企画名:「おうちでチャレンジ!防災博士の挑戦状」

■内容:防災について“楽しみながら学べる”冊子「防災博士の挑戦状」を特設サイトで公開。

■対象:小学3年生~6年生

■予定配布数:4,000部

■日程:2020年9月29日(火)~

■企画・運営:NPO 法人プラス・アーツ

■特設サイト:http://www.plus-arts.net/hutakotamagawa/ 

 

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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