【レポート】JRA馬事公苑オリパラ会場、2日間限定の一般開放に参加しました!

 東京2020オリンピック・パラリンピックで馬術競技の会場となったJRA馬事公苑(世田谷区上用賀)が、9月6日(月)・7日(火)の2日間にわたり一般開放されました。

 日本中央競馬会(JRA)が運営する馬事普及・馬術振興の拠点施設である馬事公苑は、大会会場としての施設整備のために2017年から閉苑しており、閉会後の観客席等の撤去工事が終了する2023年夏以降に再開予定です。(馬事公苑 競技詳細など TOKYO2020公式サイト

周辺の地域住民へ告知された一般開放のポスター

 大会競技は、新型コロナウイルスの感染防止策に伴い無観客での開催となりましたので、今回の一般開放は、オリンピック仕様の会場を直に目にすることができる、貴重な機会となりました。乗馬の大好きな二子玉川在住の高校生による実況レポートをお楽しみください。

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 私は9月7日の夕方5時頃、同じ乗馬クラブに通う友達と一緒に馬事公苑を訪れました。2日間限定の公開ということもあってか、平日にもかかわらず多くの人がいました。

 

 見学は順路が決められており、正門から公苑内に入るとまず、馬術競技に使われた障害物が幾つか展示してありました。障害飛越競技や総合馬術競技で実際に使われた物で、中には「大会中に話題となったダルマ」もありました。

 障害物には桜や鯉、力士、和太鼓など、日本らしいデザインのものがたくさん用意されていたのですが、このダルマの障害物のところでなぜか減点になってしまう人馬が相次ぎ、「馬がダルマを怖がったのでは」という推察が飛び交いました。

 私も競技会などに出場することがあるので、憧れのオリンピアンたちの競技を自宅から観戦していました。実際に会場を見てみるとさすが世界の檜舞台だけあって、画面では伝わらない迫力や装飾物の作り込みが圧巻でした。

ダルマの障害物(日本馬術連盟インスタグラム スクリーンショット)

 順路を進んでいくと、次は観客席です。オリンピック・パラリンピックのために用意された観客席は一番上まで登るとかなりの高さがあり、新宿のビル群をのぞむことができるほどでした。しかし、これらの観客席や立派なナイター照明は、残念ながら今後の工事で撤去されるそうです。

 

 馬事公苑は広大な敷地を持っており、その敷地内には数多くの馬場(馬が運動をする場所)が設置されているのですが、今回の一般開放ではメインアリーナとインドアアリーナを見ることが出来ました。メインアリーナの地面には、馬の肢への負担を軽減するためにオランダから輸入した特別な素材が使われています。また、インドアアリーナでは天候が悪い時でも馬に乗ることができます。

メインアリーナ

 最後に広場に戻って見学終了です。広場以外にも順路の途中に同じくオリンピックで実際に使われた障害物がところどころに置いてあり、終始楽しんで見学することが出来ました。

 解体工事といっても壊してしまうのは仮設の部分のみでメインアリーナや厩舎などの部分は世界レベルの施設がそのまま残るそうです。2023年以降は競技会などのイベントも多数行われると思いますので、時に可愛く時にかっこいい馬たちの姿をぜひ見に来て下さい!(私も競技に参加しているかもしれません…(笑))

 

[参考] 馬術について詳しく知りたい方へ、おすすめのサイト
日本馬術連盟HP「A to Zinba」: https://atozinba.com/

名称
馬事公苑
所在地
世田谷区上用賀2-1-1

この記事を書いた人

enega和

二子玉川で子育て中のお母さんグループ「enega和(えんがわ)」です。
居心地のよい「たまりば」を通じて、身近な地域で人と人とのつながりをつくり、力を発揮できる機会を増やそう!と考え、活動しています。
“たまりば創出プロジェクト”第一弾として、中高生のための自習室を運営中。