川さんぽ#17 仙川上総層と丸子川

空がものすごく青かったので、ひさしぶりに川さんぽ。

仙川 氷川橋のあたり

仙川の上総層がくっきり。

仙川 清水橋のあたり。水が澄んでいました

上総層(かずさそう)というのは、関東地方の基盤となっている地層で、ものすごく昔の地層(280万年~50万年前)くらいのものだそうです。
以前にも、「川さんぽ」に上総層群のことを書いていました。

この時の写真より、とてもきれいに上総層群が観察できました。

私は、地理が苦手で、そのせいかわからないのですが、「丸子川がここから暗渠(あんきょ)になって」とか言われると、頭が混乱してよくわからなくなってしまいます。
「丸子川が暗渠になって、仙川のわきを流れていく」というあたりに、「六郷用水の歴史」について書いてあったのでちょっと読んでみたりもしますが、どうも頭に入ってこない。

六郷用水の歴史

家に戻ってもう少しわかりたいと調べてみると、丸子川の水源が、大蔵3丁目と岡本3丁目の湧水である、ということがわかりました。丸子川の水は湧水だからとてもきれい、というのは知っていましたが、水源を初めて知りました。30年住んでいるのに。まだまだ勉強することがたくさんあります。
大蔵3丁目といえば、イチリンソウの保全がされている区域です。ちょうど、「せたがや生きもの会議」のホームページにイチリンソウの保全活動の報告が掲載されましたのでご興味ある方は、お読みください。
「せたがや自然環境保全の会」の活動

もうすぐお彼岸。丸子川沿いの岡本公園民家園辺りにヒガンバナがたくさん咲いていました。

丸子川沿い岡本公園民家園のヒガンバナ

オマケ。


丸子川近くの東京都立世田谷総合高校の門の文化祭「翠風祭」の装飾(9月20日)。

 

名称
仙川・丸子川
所在地
東京都世田谷区岡本3丁目

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク所属。