【レポート】玉川高島屋「和菓子の日」フェア 〜若き匠たち〜

玉川高島屋S・Cにて6月1日から16日まで開催されていた「和菓子の日」フェア。

6月16日は健康招福を願うめでたい行事として歴史の中で受け継がれて来た「嘉祥の日」を現代に復活させた記念日のこと。「嘉祥の日」とは、平安時代(794年~1192年ごろ)の中期、仁明天皇(にんみょうてんのう)の時代に疫病が蔓延してしまったことから、仁明天皇が元号を「承和(じょうわ・しょうわ)」から「嘉祥(かしょう・かじょう)」へと改め、元年(848年)の6月16日に、厄除け・健康招福を願って16個の菓子や餅を神前に供えた「嘉祥(かじょう)の儀式」が行われたことを起源としています。

その後、毎年6月16日に菓子を食べる「嘉祥(かじょう)菓子」の習慣ができ、江戸時代まで続いたそうです。明治時代になると、嘉祥の儀式は一旦すたれてしまいますが、全国和菓子協会が美しい日本の四季と歴史の中で育まれた和菓子の素晴らしさを楽しみ、日本の食文化を正しく後世に伝え残すために一層の努力を積み重ねることを目的として、江戸時代まで続いたといわれる故事にちなんで6月16日を「和菓子の日」として復活させ制定しました。

同フェアは2週間余りに渡る開催期間でしたが、約25店舗が期間限定商品の販売や、和菓子を引き立たせる器のご紹介、老舗のベテラン菓子職人が教える「和菓子作りの会」、恒例の「お茶のお手前おもてなし」、最終日の6月16日「和菓子の日」当日には限定お饅頭プレゼントなどイベントが目白押しでした。

6月14日からは百貨店玉川タカシマヤが「WAGAISHI 〜和菓子老舗 若き匠たちの挑戦〜」題して「ワカタク」を同時開催始。今回のテーマは「七夕」でした。

伝統や格式を守りながらも、その形にとらわれず、挑戦し続ける13人の匠が織りなす斬新な和菓子の世界。どれもこれも興味深く、気がつけば地階イベントスペースを何周もしていました。

私が注目したのは、若き匠たちがお客様のリクエストやイメージを聞き、その場で和菓子を実演創作する「オーダー和菓子」のパフォーマンスと、山形の「乃し梅本舗 佐藤屋」の8代目佐藤慎太郎氏が提案する和菓子とお酒のマリアージュ、3日間限定の「慎太郎's Bar」。

「オーダー和菓子」は、富山県の引網香月堂の職人さんに私たち二子玉川まち情報プロジェクトウェブメディア「futakoloco」のロゴマークをお見せしお願いしたところ、職人さんの手の中で、なんとも上品な可愛らしい和菓子を再現していただきました!(画像2参照ください)

★futakoloco ロゴのコンセプトは、「二子玉川ロコ」=ハナミズキ(二子玉川のシンボルツリー)、水(多摩川)、緑(国分寺崖線)そして光(太陽)。玉川町会の公式ロゴマークや玉川高島屋S・C、二子玉川ライズが掲げるテーマと一致しています。

「慎太郎's Bar」は和菓子とお酒のマリアージュについてのトークをとても楽しみにしていたのですが、連日満席で残念ながら未体験。自宅で乃し梅と日本酒でひとりマリアージュ!?でリベンジしました。

日本料理の一部として、世界無形文化遺産に登録されている和菓子。味のよさに加え、繊細な美しさを重んじています。職人さんのセンスとそれを表現する技が生み出す、日本の四季折々を感じさせるこのイベント。今から来年が楽しみです!

お茶のお点前おもてなし
若き匠によるオーダー和菓子・創作テーマは「futakoloco」
「和菓子の日」限定お饅頭と煎茶ティーバックプレゼント
名称
玉川高島屋S・C
所在地
世田谷区玉川3-17-1

投稿者: まっつん

子育てしながら日々変わってゆく二子玉川を約30年みてきました。 二人の娘も成人し、これからは自分の時間をゆっくり楽しく美味しく過ごしていきたいです。 趣味の津軽こぎん刺しのワークショップも毎週金曜日「フタコのへや」にて 開催中。