子ども記者 せいしろうがゆく! Vol.18 生きたサンゴにさわって学ぶ環境のこと。イノカのしっきーさんにインタビュー

魚好きのみんな!魚のすみか、サンゴ礁ってちゃんと見たことある?
海にとって、ぼくたち人間にとって、サンゴってどんな役割があるんだろう。

サンゴを守ることは、海を守ること。
世界中のサンゴ礁を守る活動をしている組織「秘密研究機関イノカ」の研究員さんたちが、玉川高島屋S・Cにやってきた!
5月に見習い研究員として、色々学んできたから報告するね。

まずはじめに生きているサンゴを観察。
水族館に展示してあるサンゴ礁って本物じゃないことが多いんだって!それだけ育てるのが難しいらしい。知らなかったよ!

サンゴは、プランクトンや太陽の光を食べる動物。そしてたまごを産むらしいよ!

研究員さんたちは、世界で初めてサンゴの人工産卵に成功したんだって!スゴイ!!

サンゴは生きものにとっての大事なすみか。大切にしないと環境がどんどん崩れてボクたちの暮らしにも影響が出てしまうんだって。

イノカ COO しっきーさんへのインタビュー

海とサンゴの愛にあふれたしっきーさん

せいしろう 「どんなお仕事をしているんですか」
しっきーさん「秘密研究機関イノカで、海やサンゴを守るための活動や研究をしているよ」

せいしろう 「どうしてこのイベントを開催しようと思ったんですか」
しっきーさん「聞いてくれてありがとう。今、海やサンゴはピンチ!すごく危機的な状況にあるんだ。海を守る仲間を増やすために開催したんだよ。」
なるほど!今日ボクも見習い研究員仲間になったからね。

せいしろう 「大変なことと楽しいことは何ですか?」
しっきーさん「サンゴのことを知ってる人は結構少ないんだ。大人でもサンゴの大事さを知らない人が多い。知らない人たちにサンゴの大事さを教えることは大変だけど、共感してくれる仲間が増えていくのは楽しいよ」

せいしろう 「会社の名前『イノカ』ってどういう意味ですか?」
しっきーさん「『イノベーション』と『アクアリウム(水槽)』を繋げた言葉だよ。水槽から世の中を変えることを生み出そうという意味なんだ。」
すごいカッコいいね!

せいしろう 「小学生の時の夢は何ですか?」
しっきーさん「NASAって知ってる?宇宙にロケットをとばしているアメリカの施設があるんだけど、そこで働きたいって思っていたよ。」
空高い宇宙じゃなく、深い深い海を研究することにしたんだね。

せいしろう 「一番好きな海はどこですか?」
しっきーさん「沖縄の石垣島だよ。」
そこにはいっぱいサンゴ礁があるのかな?

せいしろう 「一番好きな魚とサンゴは何ですか?」
しっきーさん「好きな魚はクモヒトデ、好きなサンゴはミドリイシだよ。」

せいしろう 「サンゴってどんな味がするんですか?」
しっきーさん「人間にとってはおいしくないと思うよ。でもオニヒトデはよくサンゴを食べているので、オニヒトデにとってはおいしいんだと思うよ。」
へー、知らなかった!舐めてみなくてよかった。

せいしろう 「失敗したことはありますか?」
しっきーさん「研究ってね、うまくいかないことばかりなんだ。さっき見てもらったサンゴの産卵も2回失敗しているんだよ。でも、一回失敗したら、何で失敗したんだろうって分析して、また挑戦して。これを繰り返すことが、成功に近づくためにすごく大事なことなんだよ

世界初の実験をするってそれだけ大変なんだね。でも失敗しても諦めずに挑戦し続けたから成功があるんだね。大事なことを教えてくれてありがとう。

サンゴと海を守るためにボクたちができること、教えてもらったことから始めてみるね。

玉川高島屋S・Cのこうすけさん、知らないことを楽しく学べる機会を作ってくれてありがとう!
また次のイベント楽しみにしているね。

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名称
玉川高島屋S・C
所在地
東京都世田谷区玉川3丁目17−1

この記事を書いた人

せいしろう

25(フタコ)の日に二子玉川で生まれた小学5年生。

将来の夢は、昆虫博士になって新種をみつける事。
昆虫のシャツしか着ていないので、それしか持ってないの?とよく聞かれる。
飼ったことがある生き物は、カマキリ、カブトムシ、クワガタ、カエル、イモリ、カニ、ザリガニ、スズムシ、カタツムリ、カイコ

二子玉川でみつけたステキな人、モノ、コトを紹介していくよ。
ボクに取材してほしい人は連絡してね。
(母代筆中)