「Ramen Shop SEVERE 瀬田店」が4月30日で閉店、約40年の営業に幕

1987年から営業を続けてきた街中華「Ramen Shop SEVERE 瀬田店(ラーメン ショップ シビア)」が、4月30日をもって閉店します。

Ramen Shop SEVERE 瀬田店(4月22日)

店舗は瀬田郵便局すぐ近く、環八通り沿い(世田谷区玉川台2-10-6)。住宅街の中にありながら、周辺住民や来街者にとって日常の食を支える存在として長年親しまれてきました。

店主の小沢さんがご夫婦で営み、夜の営業は店主一人で切り盛りする体制。地域の暮らしの中に溶け込むように営業を続けてきた、まさに「街の食の台所」といえる一軒です。

看板メニューは店名を冠した「シビアラーメン」。辛口の一杯として知られ、そのほかにも日替わり定食が揃い、いずれも1000円以内でスープや冷ややっこ、サラダなどのサイドメニューが付く構成。しっかりと食べたい人にとっては、十分なボリュームと満足感がありました。

閉店の背景には、ここ数年の店主の体調不良に加え、店内設備の故障が続いていること、そして来客数の減少が重なったことがあるといいます。今後、小沢さんが新たな飲食店を開く予定などはないとのことです。

瀬田、玉川台、用賀エリアでは、近年こうした老舗の個人飲食店の閉店が相次いでいます。二子玉川駅周辺には大規模な商業施設や多くの有名店が集まる一方で、日常の中で繰り返し通われ、地域の食を支えてきた個人店が姿を消していく現実があります。

長年続いてきた店が閉じるということは、単に一つの店舗がなくなるだけではなく、そこに積み重ねられてきた時間や関係性が一つ区切りを迎えることでもあります。

4月30日が最終営業日となります。日常の中にあった一杯を、もう一度味える機会にぜひ足を運んでみては。

店主の小沢さん(4月22日)
名称
Ramen Shop SEVERE 瀬田店
所在地
世田谷区玉川台2-10-6

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住23年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。

最近は生まれ育った西多摩の多摩川・秋川の水辺や、第2の生活拠点である隅田川水辺界隈でもじわりわくわく活動中!