【地域連携①】産業能率大学×二子玉川 「社会貢献の視点を養う」水島研究室による成果発表

本年度より本格始動となった二子玉川×大学による地域連携の活動レポート第1弾は、産業能率大学の水島章広研究室(経営学部)。テーマ「社会貢献の視点を養う」についての研究成果発表が2月4日(日)に実施されました。同ゼミのノリス サム成輝さん(3年生)によるレポートでご紹介します。

水島ゼミの皆さん

二子玉川100年懇話会 街情報プロジェクト 大学連携協働事業
産業能率大学 水島ゼミ 最終報告会

産業能率大学 水島ゼミによる活動の最終報告会が2018年2月4日(日)15:00~17:00に産業能率大学自由が丘キャンパスにて行われました。
ゼミの中で4つのテーマを掲げ、各グループ約半年の期間を用いて活動をしてきました。

発表の様子

1.新二子玉川マップの提案
「二子玉川に溢れる魅力を住民の方に伝え、いかに二子玉川外まで魅力を発信するか。」
既存のマップを利用して、住民にとって有益な情報を把握し、それらを二子玉川の外にまで発信する方法を調査し、提案しました。

2.二子玉川の東(Rise)側、西(商店街)側の比較
「古くからある商店街側と開拓を続けるRise側の関係性はどうなっているのか。」
インタビュー調査をもとに、今後商店街側のあり方のために必要な施策を検討しました。

3.多摩川の流水域別の水とのふれあい方
「全長約140Kmある多摩川の上流と下流では人々と水の関わり合いはどう違うのか。」
場所により打ち出されているイベントの違いは水質の違いと関係があることが調査によってわかり、それらの特徴を図で比較しました。

4.二子玉川比較論
「二子玉川・自由が丘・下北沢・吉祥寺の4つの街を定量的に比較し、それぞれの街の特徴を調査した。」
それぞれの街の強みは何か、誰と行くのに最適か、二子玉川の他の街にはない強みは何かを調査し考察しました。

発表の様子2

報告会を終えて。
どのグループも今回のプロジェクトの目的である「若者の視点で考える」ということを意識しました。学生である私たちのイメージ・仮説・フィールドワークをもとに斬新な提案が出来ました。お越しいただいた二子玉川の地域の皆様や世田谷区の職員の方々にも各グループに的確なフィードバックをいただきとても意義のある半年間でした。

今後の活動
ご指摘いただいたポイントをさらに調査し、内容を深めて最終的に各グループで「新提案」することを目的として、引き続き活動していきます。

記者:産業能率大学 水島ゼミ 3年ノリス サム成輝

産業能率大学

http://www.sanno.ac.jp/univ/index.html

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この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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