マルタウグイ遡上レポート2018 #2 谷津田さんからの伝言

3月17日(土)
折角の大潮なのに金曜日の雨と、このところの低気温のため姿を見せるか少し心配したが、15日(木)に比べ水しぶきも激しく活発な動きを目にし安心しました。

ちょうど帰りがけに地域の顔なじみが見に来てくれました。二子玉川エリアマネジメンツがかわのまちアクションで2016年から続けている産卵環境づくりへ参加してはいたが、遡上するマルタウグイを見るのは初めてのこと。

続いて環境づくりの指導を担当してくださっている谷津田さんも登場です。ロープ掛けと川底の石の整備をお一人出なさってくれたそうで大変申し訳なく恐縮しっぱなしでした。相変わらず毎日何回も現場に足を運んでくれてます。

「もっともっと皆に知ってもらいたいし、現地を見に来てほしい」と熱く語ってくれました。昨日も小学生の親子が見に来てくれたそうで、大変喜んでいました。

谷津田さんから頼まれました。観察に来られた時、ロープ内の瀬から下流にかけて、なだらかな傾斜になるように、新しくきれいな石を水中に入れておいてほしいとのこと。水深はもう少し浅くてもいいと考えられているようです。

作業する際には気をつけながらロープ区域内に入っていただいて構いませんとのこと。マルタウグイは一瞬姿を消すかもしれませんが、川底の石がきれいになるのでよろしくとのことでした。

また、野川にもたくさんのマルタウグイが遡上しているという報告をいただきました。二子玉川エリアマネジメンツのかわのまちアクションの指導と実施をお願いしている水辺環境専門家でNPOせたがや水辺デザインネットワーク中西さんによると、以前は野川で遡上する姿が見られることはなかったが「水質と水量の向上により、魚たちにとって産卵環境に適していると思われるようになったのでは」とのことです。画像は原田欣典さんにご提供いただきました。ありがとうございます!

多摩川に「春告げ魚」到来~マルタウグイ遡上レポート2018スタート!

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この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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