【二子玉川花みず木フェスティバルレポート】ゆっきーの「路上サイエンスコミュニケーション・ワークショップ」

4月29日(日)には、年に一度の太陽と緑と水のまち二子玉川のお祭り、
第36回二子玉川花みず木フェスティバル が開催されました。
私ことゆっきーは二子玉川小学校前にて、“草花あそびをしよう!💛のはっぱのひ・み・つ” と題し、
初の路上サイエンスコミュニケーション・ワークショップを実施。
晴やかな空の下、産業能率大学(世田谷地域交流ラボ)の5人の学生さんとともに、
草花のサイエンスで、さまざまな世代の人々との交流が叶いました。

 

                     アコる・デ・ノンノンさんが通る二子玉川小学校前は、まるでパリ⁉

 

二子玉川小学校前は、こんな多彩なイベントで盛り上がりましたよ!

 

フェスティバル前日の河川敷。
草花の仕入れ元は河川敷&二子玉川小学校のご近所!

 

 

前日に、産業能率大学の学生スタッフのみなさんが協力してステキなPOPを制作してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の朝、“チーム草花遊び”のスタッフみんなで、まずは仕込み

 

◆草花のサイエンスが伝わった!?

前日のFacebook告知を見て、自転車で駆けつけてくれた私の友人も飛び入り参加。彼女も学生スタッフさんとともに草花の魅力と不思議さに心を動かし、いつの間にか路行く子どもたちに、草花のひみつを伝えはじめてくれていました。

後日メールで、「あれからウォーキング中に草花を見つけると、思わず嬉しくなって観察するようになっちゃった!」と自身の自然の見方への変化を知らせてくれました。

これぞサイエンスコミュニケーションの第一歩と、私は思っているんですよ(^^

 

学生さんらの熱心な声掛けに、路行く人々は草花の不思議に興味しんしん!

 

 

◆学生さんら発信のサイエンスコミュニケーションが実現!!

最初は草花にあまり興味を示さない学生さんの様子に、ちょっぴり私も戸惑いつつ、やるしかないな~と覚悟していたら、いつの間にか彼らはもの言わぬ草花の生き方に心が動いたのか、表情がみるみる活き活き明るくなり、路行く人にその不思議さと魅力を全身で伝えはじめたのです!

何より嬉しかったのは、彼らの熱意が、路行く人の心をつかんでくれたこと。

しまいには、私はただ突っ立っているだけで、お客さんがどんどん集まってくるという状況に!

 

これぞサイエンスコミュニケーション魂ではと、気づかされた一日でもありました(^^♪

 

★学生さんのコメント(終了後のリフレクションにて)

「植物は好きなので知ってる方かと思っていましたが、まだまだ知らないことがありました。それを伝えたときに、子どもだけでなく大人も関心を示してくれたことが意外でした。すごい楽しかったです」(T・Hさん)

「植物がすごい好きってわけでもなくて、なんで植物のチームになったんだろうと思ったんですけども、子どもなどに説明をしていくうちに、最後の方はなんか楽しくなってきました」(K・Rさん)

「最初は、植物っていわれて、いったいどんなことやるのかな~と不安でしたが、お花でティアラをつくったりしていたら小さいころのことを思い出して楽しかったし、実験は来る人たちがみんな喜んでくれるし、見せるとみんな「すごい!」って興味を示してくれるという発見もあり、深く内容を知った親子が「勉強になった」って喜んでくれたのが新鮮で、すごく楽しかったです」(S・Yさん)

「植物については詳しくありませんでしたが、植物によって異なる戦略を持って進化してきたみたいな話を聞いて、植物ごとに違う特徴があるんだと知って面白かったし、実際に来てくれる人たちに自分が知ったことを大人向けに伝えたり、子どもに分かるように伝えたり、人によって異なった適切な言葉づかいや対応をとるのが大事だと知ったり、そういうことを改めて考えられてよかったです」(K・Kさん)

「ブースの場所とか、伝える順番とか、声掛けとか、自分たちの努力でお客さんの数や反応が変わってくると思いました。体感ですが、明らかに後半の方が客入り良かったと思い、伝える順番を変えるなどの工夫が集客(盛況)につながった気がして嬉しかったですね。最初は子ども向きの企画だと思いましたが、お年寄りが思ったより興味を示してくれて驚きました。植物に関して詳しくはなかったですが勉強になりました」(T・Hさん)

 

当日はどちらのブースも大盛況。阿波おどりや大道芸などなど、大賑わいでしたよ💛
そして、私は学生さんと路行く人々とともに、科学の見方を楽しむチャンスをいただけて、
花みず木フェスティバルに大感謝!!

 

二子玉川商店街振興組合公式サイト

http://futako-tamagawa.net/detail/index.cfm?cl_id=219

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この記事を書いた人

牟田由喜子

瀬田に移り住んで20年余り。二子玉川地域の魅力をしみじみ味わう今日この頃です。

早春には、多摩川河川敷や兵庫島の牧水たんぽぽ碑付近、タマリバタケ、玉川野毛町公園などでタンポポ・ツアーを実施したり、自然観察することで、みんなで社会や環境課題に向き合いたいと思っています。

人も自然も未来に続く日常のために、地域を愛でつつ、学び合い、対話を重ねる時間を大切にしたいという想いを込めて、サイエンス・ワークショップなども実施しています(^^♪