どうぞのごはん#53 ゆるりな最強「茶碗蒸し」

2025年も終わりに近づいてきましたが、みなさまお元気ですか?

最近の、私の暮らし

私は、病気になってからステロイドを服用しているため、自己免疫力ゼロ。薬の副作用を抑える薬とともに重篤になる感染症の予防薬も飲んでいますが、感染症の予防には「マスク、手洗い」プラス「(菌を持っている)人との接触を避ける」と「換気」かなあ、と、コロナ禍の時のことを思いだしつつ暮らしています。

こんなに寒くなる前の2か月くらいは、孫たちと近所の公園でピクニック三昧。ちょうど気候が落ち着いて過ごしやすくなり、秋の空気をたくさん感じ、なんだか病気なのに健康的でした。

10月初旬、大蔵運動公園のバラ園、とてもきれいでした。
大蔵運動公園の拡張地域に今年OPENした新しい場は、ちいさな丘があって、ヨチヨチ歩きの子どもが駆け下りるのにちょうどよいのです

朝起きて、ピクニックのためのお弁当つくり。孫たちと過ごしていると、子育てしていた時のことを思いだします。栄養のバランスがとれて安全なものを食べさせたい…でも、結局は、一生懸命作ったものに限って食べてくれなかったりだったなあ・・・。

10月ごろのお弁当。

ふりかえれば、母としての生活が第一だった時、私は、子どもたちのおかげで、健康的に暮らせていたのかもしれません。若い時の私は、行動が第一で、何かやっていると食べるのを忘れてしまっていました。「子どもに食べさせなくちゃ~」というのは時に辛かったけれど、そのおかげで自分もきちんと食べていたのです。

大蔵3丁目公園は小さな公園ですが、秋は国分寺崖線の紅葉がとても美しい
毎日お弁当を作るようになり、かつてお弁当を毎日作っていたころのカンが戻ってきたように思います
次大夫掘公園のせせらぎの紅葉。この左手にちいさな滑り台などの遊具、奥には、小さな農園があります。
次大夫掘公園民家園は、広くて素敵な場所がたくさんあります。紹介しきれませんが、どこをきりとっても気持ちがよい景色です。

「食べるのって大切」!

お世話しなくちゃいけない人がいるということは、めんどくさいし、大変だし、時に辛かったけれど、私にとってはそれが「自分の健康」につながっていたのかも、と思います。若いときはいい加減な食生活をたぶん若さで乗り切っていたのでしょう。

50歳をすぎるころから、歳をとるごとに、「食べることが好き」になりました。(なぜだかはわかりませんが、生きものだからかな・・)還暦を迎えた今は、「食べるのって大切」とも思うようになりました。そういえば、私の母は食べることをとても大切にしていました。そのことを書いた回を発見。

今は、母は私が住む家から歩いて30分くらいのグループホームにいます。母から教わったおせち料理のことを書いた回もあるので、よかったらよんでくださいね。私もこれからまたおせちの準備です。

どうぞのごはん#48 生きること食べること:前編~わが家の具だくさんお雑煮~

どうぞのごはん#48 生きること食べること:後編~おせち料理:数の子のお醤油漬け~

今になって、母が食べることを大切にしてくれていたことにとても感謝しています。母に美味しいものをたべさせてもらい、健康に育ちました。そして、子どもたちが巣立ち、還暦を迎え、いよいよ自分のためにごはんを作ってたべるようになりました。幸い、食べるのが好きになってきたし、作ることはもともと大好き。

病気になった原因はわかりませんが、健康な生活には、睡眠(休息)食事、運動、そして、「きもち」、が大切なのではないかなあと、思うようにもなりました。

子育てしていた時の「健康に成長していくように、安全で美味しいものを食べさせたい」という「きもち」。そして今の、「健康に生き抜きたい」と思う「きもち」。それから、「さあ、今日もピクニックに行って、かわいい子どもたちと遊べるぞ」、という「きもち」。体は疲れるはずなんだけど、なんだか、元気になってきます。

逆に、なんだか「きもち」があがらないな~という時は、美味しいものを食べてみるとあがってくるかも!!

さて、病を得て、「食べるのって大切」と思うようになった私は、あんまり食べる気ないんだけど、と言う時も、なんとか、タンパク質と、野菜と、と考えながらとにかく「食べる」ようにしています。

ということで今回は、そんな私の手抜きだけど栄養満点、ゆるりな最強「茶碗蒸し」をご紹介。

うちには電子レンジがないので、セイロで蒸しています(セイロは以前、ふたこマダムに譲っていただいたもの)。この時は隣に冷凍の肉まんを置いて一気に蒸して。

ゆるりな最強「茶碗蒸し」レシピ

材料:たまご1個、水 150cc(カップ半分ちょっとくらい)、めんつゆ(大さじ1杯くらい 私はパルシステムの「こだわりつゆ」を使用)、入れたい具…なんでもよいのでは?

作りかた: 器に卵と水とめんつゆを入れて混ぜて、具を入れて、蓋をして、セイロや蒸し器で15分〜20分蒸します。電子レンジだとどのくらいか、試してみてくださいね。うちのいただきもののセイロは一人分には大きいので、お鍋に水をいれて、ざるをいれた「なんちゃって蒸し器」で作ったりします。

「なんちゃって蒸し器」で「なんちゃって茶碗蒸し」
ふたつきの器をいれて、お鍋の蓋をして蒸してます。果たして、中のざるは必要なのか?器は蓋つきの方がいいのか?などもっとちがう方法もありそうです~

おまけ: オーブンで丸鶏

終わりにオマケ。クリスマスも終わりましたが、今年は2回、丸鶏を焼き、お正月まではそれの残りを食べて過ごすという感じの今、思いだしたことが・・・。どうぞのごはんでは、ダッチオーブンで丸鶏を焼いていた時のことを紹介していますが、今年はオーブンで焼きました。オーブンでは、160度で40分、ひっくりかえして+40分、表面の焼け具合をみながら、少し温度をあげて180度くらいで更に10分~20分焼くといいように思います。

いつだったか、アトリエの親子さんたちとのクリスマス会で丸鶏を焼いた日の夜、インフルエンザを発症、その後、丸鶏を鍋に入れてスープにしたものを1週間?!食べ続けました・・・。「ゆるりな最強」サムゲタンでしたよ。

それでは、皆様、お体にお気をつけて、よいお年をお迎えください~。

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家を半開きしている。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク代表理事 2025年5月自己免疫疾患「原田病」であることが発覚。現在自宅療養中。