季節が巡るのは早いものですね。この間までニット帽でしたが、今年も麦わら帽子をかぶってもいいかな、という日差しになってきて、いよいよ水辺シーズンです。
現在、私が所属するNPO法人せたがや水辺デザインネットワークが運営している「せたがや水辺の楽校」は14年前(2006年)から、第1日曜日に「あそびの日」として自然観察会を開催しています。5月から10月までは、川にはいって生きものを捕まえて観察する「水辺ガサガサ」。
私は、平成18年(学校は、元号で年度を数えるのでこれが西暦いつだったかな、っていつも考えてしまうのですが、調べたら2006年でした。)に砧南小学校のPTA会長をやっていて、その年にたまたま?!「せたがや水辺の楽校」がたちあがり、第1回目の開校式を行うということで、そこに地元の小学校の保護者代表として出席。それが、たぶん「水辺の活動」に関わるきっかけ。
その後、次女が小学校を卒業した年(2009年)に「砧南グリーンズ」というグループで「みんなのみなみ池ひろばの会」をはじめました。このことは、「せたがや水辺の楽校」で活動していた人たちとの話のなかから発生したもので、「校庭のすみっこにビオトープを作る」ために、当時の校長先生にご協力いただき、せたがや水辺の楽校の中西さん(futakoloco編集部のあめますさん)を講師に迎えて、「ビオトープ勉強会」など開催したのでした。
すごく古い「砧南グリーンズ」のブログ(2009年7月のビオトープ勉強会の報告)
futakolocoでみんなのみなみ池ひろばの会のことを少し書いている回のコラム発見!!どうぞのごはん♯22 ざくざくオートミールクッキー♪
みんなのみなみ池ひろばの会にご尽力いただいた当時の校長先生とのエピソードはこちらどうぞのごはん♯7 ラーメン
2011年までは、日曜日と水曜日に青山のアトリエの仕事をしていましたので、せたがや水辺の楽校の「あそびの日」には参加できず、加えて月に一度の定例会が水曜日だったので、終わり間際に顔を出す(行ったら終わってた)みたいな感じでした(つまりは何もしていない・・・)。毎年の忘年会も終わり間際に飛び込んで、「あちらこちらにちょっとづつ顔を出しているだけですが、なんとなくつながっていけたらいいなと思っています」みたいなことを言った気がします。こうやってたどってみると、ほんとうに、私は何もしていない。だけど、50を過ぎて、なんとなく好きなことをして好きなように暮らせているのは、何もしていないようなこと、見えないようなことが、それでいて、すごく大切だからかもしれないな、と思います。
2011年ごろから、田舎の父の具合が悪くなり、急に休んだりが難しかった仕事(青山のアトリエ)を辞め、自分で時間を調整できる訪問援助(養育困難家庭の訪問や、サンサンサポート、訪問介護)と、自分が主宰する子どものアトリエをやりつつ、地域の水辺でまちの人と過ごす活動にかかわるようになりました。目の前にやってくることの、自分のできることを、できる時にやる、という感じで。
そして、私自身が本格的に川に入ったりを始めたのは、2013年ごろ。この年、瀬田四丁目広場(現在は瀬田四丁目旧小坂緑地に名称変更)の事務局にも(なんとなく)なり、思えば、futakoloco編集長こばなおと出会ったのは、この二子玉川経済新聞の記事の取材でした。もう7年もたつのかと思うと感慨深いです。(この記事で「事務局の村上ゆかさん」と書かれ、訂正するより事務局やればいいかってことになった)
できる時に、できる事を、できるだけ、一生懸命やってきたら、ステキな仲間たちと出会えたのですから、幸せ者です。
「せたがや水辺の楽校」は14年間、毎月第1日曜日に「あそびの日」をやっています。4月は開校式、1月はお正月でお休み。でもそれ以外は、毎月第1日曜日です。もちろん雨の日や、前日の雨による増水で中止もあります。同じことを同じようにやろうとしても、自然は、いつも同じではないので、再現性は極めて低いのです。同じ日は二度と来ない。川の様子も毎日違います。2013年ごろの水辺ガサガサは、宇奈根の地先(マルタウグイの産卵床のあたり)が原則で、当日に多摩川本流が難しいようなら行先を変更して野川に向かっていました。けれど、2013年ごろから、川の形が変わったのか、水量や、流れの速さから、本流で安全にガサガサができる日が少なくなってきました。今では、野川ベースでガサガサをするのを原則としてやっています。
野川ベースでガサガサがこんな風にできるようになったのは、「かわのまちアクション」のおかげでもあります。まちのみんなで野川にアクセスしやすいように整備してくれたから。
「かわのまちアクション」についてちょっと書いている「どうぞのごはん」がありました。どうぞのごはん♯17 あゆめし
「ゆかちゃんのお料理は再現性が低いからな~」とは同居中のミキのひとこと。「どうぞのごはん」は極めて再現性が低いことが特徴。レシピに意味があるのか?いつもギモンですが、今回は前回も大人気だった「鳥の丸焼き」のレシピ大公開~♪
~ダッチオーブンで鳥の丸焼き~
■丸鶏は、下処理をしたものを購入
■内側、外側全体にお砂糖ををまぶしたあと、塩をまんべんなく塗りたくります。
■玉ねぎ、セロリ、にんにく、など適当に切って内側にも詰めてビニール袋に鳥といっしょに押し込みます。
■冷蔵庫で寝かせます。(一晩~1日)
■フライパンで適当な野菜とごはんを炒めます。普通にチャーハンをつくるように塩コショウで軽く味付け①
■①を鳥のおなかに詰めます。おしりは、楊枝でとめます。
■鳥全体にオリーブオイルを塗ります。
■ダッチオーブンに入れて、1時間くらい焼きます。
ダッチオーブンは上下に熱を加えられるので、鳥に限らずなんでも美味しくできます。鳥を焼いたあとは、その鍋に水を入れてそのままスープに♪
書いていたら、どんどん長くなってしまうので、続きはまた、次回の「どうぞのごはん」で。
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