ふたこYELL!06:親子3代で楽しむSTAY HOME企画「松本かつぢのぬり絵」を無料ダウンロードしてインスタグラムへ投稿しよう!

 昭和の前半に活躍し、二子玉川に暮らした抒情画家で日本を代表するマルチクリエーター・松本かつぢ。そのアトリエ跡地にある「松本かつぢ資料館」(現在は臨時休館中)は4月28日から、「ステイホーム企画 #かつぢのぬり絵 インスタグラム投稿キャンペーン」を開始しました。

 松本かつぢは、エキゾティックで繊細な美少女画で知られ、「少女世界」「少女の友」で注目を浴び、少女達の人気を得ました。特に、1938年(昭和13年)に連載が始まった少女漫画の先駆け的作品「くるくるクルミちゃん」は、足かけ35年もの長期連載で、クルミちゃんは愛すべきキャラクターとして定着し、次々とグッズ化されたことから「昭和のキャラクターグッズの元祖」と評されています。また、最近では「元祖Kawaii」として東京弥生美術館(2006年)や蕗谷虹児記念館(2017年)などの展覧会で展示され、再び脚光を浴びています。

 資料館では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために東京都が呼び掛けている「いのちを守るSTAY HOME週間」(4月25日~5月6日)に合わせて、おうち時間を松本かつぢ作品のぬり絵によって「親子3代で」楽しめる企画を考案しました。

 「くるくるクルミちゃん」3種類と、抒情画「春うららか」「不思議の国のアリス」を1種類ずつ、合計5つのぬり絵データ(pdf)を公式サイトからダウンロードできます。

 完成したぬり絵をSNSのインスタグラムへ「#かつぢのぬり絵」とハッシュタグを付けて投稿すると、いいね!数が多いなどの基準で3人の方へくるみちゃん缶バッチが贈呈されるそうです。

ぬり絵(くるくるクルミちゃん)
ぬり絵イメージ(「不思議の国のアリス」より)

ステイホーム企画 #かつぢのぬり絵 インスタグラム投稿キャンペーン

【応募方法】
① かつぢのぬり絵をダウンロード(公式サイトページへ)
② ぬり絵をお楽しみください!
② 出来上がった作品を写真で撮影
③ ハッシュタグ 「#かつぢのぬり絵 」をつけてインスタグラムに投稿!

【応募期限】2020年5月31日
【当選発表】
・当選は作品を見て決定させて頂きます
・当選した方には、インスタグラムのメッセージにてご連絡いたします
・缶バッチの送付先はその際にご連絡ください

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 なお、同資料館のオンラインショップでは現在「クルミちゃんマスク」を販売中(ページはこちら)。クルミちゃん手ぬぐい(オンラインショップ非売品)を使用し、2層のガーゼを挟み込んだ手作りで、3種類から選べます。

クルミちゃんマスク(各1,100円 税込み価格)
クルミちゃんマスク(緑)

 「お外に出られない日々を少しでも楽しく過ごしていただきたくて作りました。クルミちゃんと一緒に、乗り越えましょうね」と同館の宇津原館長。元々は、マスク不足で購入できない友人や知り合いのために制作していたところ「かわいい」と評判になり、販売してほしいという声にこたえる形で商品化したそう。布がなくなり次第終了とのことですので、ご希望の方はお早めに。

 

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この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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