春告げ魚・マルタウグイレポート2021③3年ぶりにマルタが跳ねた!

 連載コラム 春告げ魚・マルタウグイレポート2021②第1回メンテナンスはこちら

4月11日(日)晴れ、気温15℃

 大潮2日目、午前中10:30、二子玉川カヌー部の深谷さんが、産卵床の周囲に一匹のマルタウグイを確認。近くにアオサギの姿もあり。これは!と期待が高まります。

アオサギの姿。(撮影:Takayuki Fukaya)

 午後4時過ぎに、中村さん(マルタウグイ環境づくりリーダー)が河川敷へ行くと聞き、どこからともなく仲間たちがパラパラと集まりました。

 しばらく眺めていたが、魚の姿は見えず、鳥の姿もない。今日は青空が広がる好天、この時間帯にはまだまだ河川敷でのアクティビティも多く、すぐそばで水面を石で水切りする人も…。川は自由使用の公共空間だから、止めてとも言えず、こればかりは仕方ない。

多摩川の河川敷は多くの人の憩いの場(撮影:小林直子)

 気を取り直して、集まった仲間たち6人で、少し上流へ向かう。2019年までつくっていた産卵床の場所は、台風19号による被害復旧のための護岸整備工事がつい先日まで行われていました。川幅は狭くなり水位も下がっていて、広大な河川敷が現れている。作りびと知らずの小規模なマルタウグイの産卵床らしき瀬もあり、しばらく眺めていたがやはり魚の姿はなかった。

セイヨウカラシナを前に微笑むマルタウグイの?仲間たち(撮影:小林直子)

 5時30分ごろに戻ったら何と、瀬の付近2、3か所で跳ねるマルタウグイの姿が!カメラを構えると姿を隠し、止めると姿を見せる。それでも何とか、多摩川に沈む夕陽にオレンジ色に照らされた尾びれ背びれの撮影ができ、ビデオにも収めることができました。

(撮影:小林直子)
(撮影:小林直子)
ちょこんとかわいらしい背びれ(撮影:小林直子)

 3月14日以来、毎日のようにこの場所へ誰かしらが通い、手を入れ、観察してきた。脇を通り抜ける姿は確認されていたけど、今日は間違いなく、瀬に着こうとする意思が見られた。まだまだブリーチングまでは見せてくれなかったけれど、きっと今週あたりからが見ごろ。観察にもますます力が入ります。

息をひそめて水面を見つめる(撮影:Takayuki Fukaya)

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二子玉川エリアマネジメンツ

二子玉川エリアマネジメンツ

二子玉川における持続的なまちづくり活動を進めるエリアメネジメント団体。構成会員は、玉川町会、東神開発、東急。アドバイザーに世田谷区。2019年1月に一般社団法人化、2020年2月に世田谷区初の都市再生推進法人の指定を受けました。

リアルでの活動拠点は「Futako Fun Base」(二子玉川ライズS.C.タウンフロント1階)。二子玉川地域に関わる皆さまやまちづくり活動に興味がある方々にとって、たくさんの楽しさや仲間(Fun&Fan)が生まれるような拠点や土台(Base)を目指しています!