「STANDARD SUPPLY 二子玉川」店内で「 irodori展」 数量限定コラボアイテムのバッグも

 玉川高島屋の裏路地・柳小路エリアにあるバッグや服飾雑貨店「STANDARD SUPPLY 二子玉川」店内で4月22日(木)~55日(水)までの期間、玉川福祉作業所の自主生産品ブランド 「irodori」の販売が始まりました。

「STANDARD SUPPLY 二子玉川」店内「irodori展」の様子

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 2020年3月19日にオープンした同店。運営会社は、バッグ、革小物、ベルト、靴、サンダル、アクセサリー等、服飾雑貨の企画、製造を行う「エバーグリーンワークス」。本社を二子玉川に置き、多摩川河川敷のごみ拾い活動「NICOTAMA OUTDOOR CLUB」なども毎月行っています。

 STANDARD SUPPLYは、「より多くの気持ちをより少ないデザインで」「余白美を感じさせるクリーンなデザインで長く愛されるプロダクツを目指す」を理念に掲げており、二子玉川店内に設けられたギャラリースペースでこれまでにも地域と連携したさまざまな企画展を開催してきました。

 今回の「irodori展」では、世田谷区立の知的障害者通所施設である玉川福祉作業所で作られた、刺し子刺繍のポーチや裂き織りのフロアマット、タペストリーやビーズ刺繍のブローチなど約15種類、色とりどりなアイテムが店頭に並んでいます。

 店頭販売のコラボレーションは2回目ですが、irodoriの商品だけでの企画展は初。「同じ二子玉川の『ご近所さん』であるirodoriの、作家の皆さんのすばらしい感性によって生み出された作品を地域の方にもぜひご紹介したい、という思いで企画しました」と、同店の一戸 千亜紀さん。「こういった地域連携が架け橋となって、二子玉川のまちを盛り上げていけたら」と話します。

irodori展オリジナルコラボレーションバッグ(画像提供: STANDARD SUPPLY)

 今回の大きな目玉のひとつは「STANDARD SUPPLY × irodoriのコラボアイテム」。同店の定番商品であるキャンバス地のトートバッグ(税込み8,800円)をベースに、特別に吊りポケットを取り付け、ポケット部分に一点一点、作家が刺繍を施しています。

 この数量限定のオリジナルバッグにもそのほかの商品にも、説明タグに作家名が示されています。作品テーマが表示されていている商品もあり、そのタグを見ながら制作のストーリーに思いをはせることも、購入する際の楽しみのひとつ。作り手や売り手にとってだけでなく、買い手にとっても「世界でひとつだけのオリジナルバック」であることにきっとワクワクするでしょう。

各商品には作家さんの名前が表示されています
同店のスタッフと、ご自身の作品を手にしたirodori作家のみなさんで記念写真!

 irodori展初日には、同店へ作り手の皆さんが来店され、自分が制作した作品が商品として美しく展示されているところを見て、「うわー!」と歓声を上げられていました。

 「旅行や遠出がなかなかできない今だからこそ、よりお楽しみいただけるイベントになれば嬉しく思います」と一戸さん。

初日に来店した玉川福祉作業所のみなさん。店入り口で。(4月22日14時ごろ)

STANDARD SUPPLY 二子玉川】

住所:東京都世田谷区玉川3-10-5
定休日:火曜日・水曜日
*定休日が祝日にあたる場合には、翌日がお休みとなります。
営業時間平日:12時~18 / 土日祝日:11時~18
TEL 03-5797-9311
Instagram@standardsupply_futakotamagawa
*感染拡大防止予防を実施しておりますので、入口での検温のご協力をお願いいたします。
また今後の世情次第では営業時間の変更や休業する場合もございますので、予めご了承ください。

 

名称
【STANDARD SUPPLY 二子玉川
所在地
東京都世田谷区玉川3-10-5

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!