子ども記者 せいしろうがゆく! Vol.7「西村さんとフタコハートストリート8」

二子玉川商店街にカラフルなハートのオブジェが出現!
街中にマスキングテープのハートを制作するアートイベント「フタコハートストリート8」に参加してきたよ。

僕は去年から参加してるんだけど、とっても楽しいんだ。
だって、お店にテープをペタペタ貼れるんだよ。
普通だったら「コラー」って怒られるよね!

去年は、ファイテンショップの窓にお友だちとハートを作った。
中に宇宙船みたいな乗り物(アクアチタン浴カプセル)があるんだけど、外から見えなくならないように注意して貼ったよ。

途中で手伝いにきてくれた西村さんに、金色のハートをお土産にもらった!
今でも大事に家に飾ってあるんだ。

今年ももちろん申し込んでみた。
ハートを作る前の日、二子玉川商店街の歯医者さんに行く途中で、西村さんに偶然出会った!
すっごい大きななハートを作ってる!!
もう運命? 手伝いたい、と少しお手伝いさせてもらったよ。

お母さんが「歯医者の予約時間が、、、」とか「これは素人(しろうとって何だ?)が作るハートとは違うから、、、」とか言っていたようだけど、もう目の前のオレンジ色の巨大ハートに釘付け。
オレンジ色のマスキングテープをたくさん引き出してグルグル巻きにしたよ。
グラデーションがかかって、夕日みたいなハート。キレイだなぁ。

今年僕が担当したお店は、カツウラ化粧品の窓。
クワガタのハートを作ろうとしたら、一緒に来た女子たちが、「ハートに虫って、どうなの…」とか言うんだ。何だよ。

でも、一緒に来てくれたハートストリートのお姉さんが、「向こうのお米屋さんにカマキリのハートを作った子もいるよ。一緒に作ってみよう」と言ってくれて、
通りかかった西村さんも「クワガタ、かっこいいじゃん!」って言ってくれた。
ほら、分かってくれる人だってたくさんいるんだぞ!

そこからは集中して、ペタペタ。(時々脱走)
女子たちは、ピンクとか紫のマステでかわいいハートを作ってたけど、気にしない。

そのうち、お母さんが四つ葉のクローバーを作ってるのを見て、クワガタにクローバーをもたせることを思いついた!
「四つ葉のクローバーは、1つだから希少価値があるのに。。。」とかまたブツブツ言ってたけど、また聞こえないふりしてくっつけた。
うん、いい感じ!

お土産に好きなマステを1つもらって帰ったよ!色々なマステがあるんだね。
西村さんのお家には何万個ものマステがあるらしいよ!見てみたいな~

最後はみんなで仲良く、柱に抱きついてクワガタごっこ(?)をして歩いて帰ったよ。
なんだ、みんな本当はクワガタが好きなんだな。

それから1ヶ月間、僕の作品をお友だちみんなが通学途中に見つけてくれて、「あれ、せいしろうのハートでしょ?」ときいてくれる。そのたびに、ちょっと誇らしい気分になるんだ。

来年もたくさんのあたたかいハートが街中にあふれるといいね。

追記

なんと!クイズに答えたら、ジェラートがあたったよ!

いつも通っているところにジェラートやさんがあるなんて知らなかった!
僕が選んだのは、いちご×バニラと日田梨×カカオ
ソフトクリームはちょっと苦手な僕にぴったりの、やさしくてあまーいおいしい味。感激して作った人にインタビューしたかったんだけど、急にだったからお母さんに止められた… 
また今度食べに。。。じゃなかったインタビューしに行こうっと!

今年はこれが最後のコラムになるよ。僕の記事を読んでくれてありがとう。
来年も、たくさんのワクワクを見つけたら報告するので、楽しみに待っていてね。

母より
2年連続で「フタコハートストリート」に参加させていただいています。

プロ級の作品もたくさんあって、当初気後れしてしまいましたが、子どもたちはそんなことは全然気にしない。
作品ひとつひとつを見て、それぞれ「わースゴイ!」「カワイイ!」と素直に感想を言って楽しんでいました。

途中、虫好き男子 vs キラキラ女子 で不穏な雰囲気になり、どうしようかと思いましたが、スタッフの方がいちはやく察知して、うまく別のハートを作らせてくださって、最後はお互い認めあって?全員大満足な作品ができました。

来年も開催されたら、ぜひ参加したいです!
そして街中を歩いてハートを見つける「ハートハント」みたいなことができたら楽しそうです♪

関連リンク

フタコハートストリート

Gelato 9.

この記事を書いた人

せいしろう

25(フタコ)の日に二子玉川で生まれた小学5年生。

将来の夢は、昆虫博士になって新種をみつける事。
昆虫のシャツしか着ていないので、それしか持ってないの?とよく聞かれる。
飼ったことがある生き物は、カマキリ、カブトムシ、クワガタ、カエル、イモリ、カニ、ザリガニ、スズムシ、カタツムリ、カイコ

二子玉川でみつけたステキな人、モノ、コトを紹介していくよ。
ボクに取材してほしい人は連絡してね。
(母代筆中)