子ども記者 せいしろうがゆく! Vol.6「ダン先生とリライフスタジオフタコ」

僕は工作が大好きだ。
いつも楽しいアートワークショップを開催してくれる、ダン先生を紹介するよ。

ダン先生は、アートディレクター
いつもペンキまみれの服を着てるけど、そしてライオンみたいなワイルドな髪型だけど、商品のポスターとかパッケージとかをデザインしたり、アートイベントを企画したり、けっこう有名な人らしい。

その先生が、毎週蔦屋家電の中にある、リライフスタジオフタコに来て、子どもたちにアートレッスンをしてくれるんだ。
いつも大人気で、募集と同時にいっぱいになっちゃうから、なかなか予約できないんだけどね。

先生との出会いは2年前。まだ僕が保育園に通っていたころ。
最初に作ったのは、アート時計。まだよくわからなくって、たくさん手伝ってもらったよ。
家にはない色々な材料があって、自由に使っていいんだってビックリしたのを覚えている。

次に作ったのはダンボールを使った巨大アート!
ダン先生、その羽飾りはなに?

世界一大きなクワガタを作りたい!と言ったら、ダン先生は「いいじゃん!」とあっという間にパーツを作ってくれた。
帰り道は、みんなビックリしてこっちをふりむいていたよ。誇らしかったな。
今も、うちの昆虫ケースエリアに飾ってあるんだよ。

この頃から、最後まで残ってお片付けを手伝うようになった。
そしたら、みんなが「ありがとう」とか「助かるよ」とかいっぱい声をかけてくれるんだ。うれしいから張り切っちゃうよ。
横で、またお母さんが「家でもこうだといいのに…」とかつぶやいてたけど。

新年は羽子板!
ケイ先生もいつも僕の気持ちを分かってくれて、一緒に作ってくれるんだ。
みて、この真剣な二人の顔!

ダン先生はいつも「いいじゃん、いいじゃん」と応援して褒めてくれる。
「お母さんも、家でたくさん褒めてくれたらいいんのにね…」と反撃。

ドリームキャッチャーを作ったり

新聞紙で立体カマキリを作ったり
これも、かなり注目浴びてた!

ゆび型と手型で、たくさんの生き物を描いて、地球の上に貼ったり!
(僕は図鑑でよーく予習して作ったカマキリとカマキリのたまご)

緊急事態宣言が明けたころ、ダン先生との出会いの場、リライフスタジオがなくなっちゃうっていうニュースが!
ガーン。これから僕は、ダン先生とどこで会えばいいの!?

最後のワークショップは人型ダンボール
もう僕もけっこうお兄さんになったから、参加している子の中で最年長になることも多いけど、最後はぜったい参加しようって決めていた。
先生たちも、スタッフの人たちも、いつもと変わらず優しくって楽しくって、ずっとこの時間が続けばなーと思ったよ。

最後に、またお片付けを手伝って、ダン先生とケイ先生にインタビューをしてみた。

ケイ先生
せいしろう「今までで一番楽しかったことは何ですか?」
ケイ先生 「小学校で、子どもたちと大きな作品を作って、最後の日に完成お披露目会をした時だね。その時の達成感!」
せいしろう「将来の夢は何ですか?」
ケイ先生 「ワークショップとデザイン、両方がんばるよ。」
せいしろう「将来の趣味は何ですか?」
ケイ先生 「え?うーん。映画が好きなので映画鑑賞かな。」

ありがとうございました。
次はダン先生。

ダン先生
せいしろう「今までで一番楽しかったことは何ですか?」
ダン先生 「たくさんの参加してくれた子どもたちと一緒に、力を合わせて楽しく物を作って、できあがった瞬間かな。」
せいしろう「今までで一番楽大変だったことは何ですか?」
ダン先生 「いつも楽しくやっているから、あまり大変なことは無いんだけれど、たまに準備が大変な時がある。100人で工作する時は、やっぱり準備が大変だね。
でもね、結局みんなでやることが楽しいから、大変さも、疲れも、感動で吹っ飛んじゃう。」
せいしろう「ダン先生は、何でこのお仕事をしているんですか?」
ダン先生 「まずは、楽しいから。子どもが大好きだから。そして先生が教えることによって子どもたちが新しいことを達成して、またそれをきっかけに成長してくれることが嬉しいから。」
せいしろう「このお仕事をするようになったきっかけは何ですか?」
ダン先生 「
お父さんとお母さんが元々こういうお仕事をしていたことが影響したこともあるね。でも、先生は元々ポスターやパッケージを作るデザイナーのお仕事をしていたの。でもそれより楽しいことを見つけちゃったの。それは、せいくんみたいな子どもたちと一緒にものをつくること。それに気づいちゃったんだよ。」
せいしろう「将来の夢は何ですか?」
ダン先生 「日本全国の子どもたちと一緒に色んなものを作りたい。そしてみんなで感動する。そして、いずれは世界中の子どもたちともね。」

先生の夢、ステキだね。先生だったら「いいじゃん、いいじゃん」って言いながら叶えちゃうんだろうな。
もうひとつの夢は、僕と先生との秘密だけど、そっちも叶うと思うな。
だって、先生といると何でも笑顔でできちゃう気がするから。

ダン先生と会えて、自分の好きなことを好きなように表現する楽しさを教えてもらったよ。
ありがとう。また会いに行くね。
リライフスタジオのみなさん、楽しい時間を作ってくれてありがとう。

追記:

この前、リライフタジオで交流会があって特別に子ども記者として招待してもらったよ!
僕の記事を、スタッフの梶谷さんに読んでもらったら、とってもよく観察して書けてるね、と褒めてもらったよ。

そのあとは、またまた取材!途中お腹が空いて脱走して、美味しそうな食べ物を発見してまた戻ってきた!
ダン先生、また二子玉川で会えるといいな。

母より

蔦屋家電の中にリライフスタジオができて、何度訪問したか分かりません。
たくさんワークショップに参加しましたが、その中でも、ダン先生のアートワークショップが息子は大好きでした。
先生方は、どんな無茶振りにも真剣に向き合って、一緒に楽しみながら作品を作ってくださって、一緒に成長を見守っていただいたような気がします。
最初は、ワークショップに参加する、というよりダン先生に会いに行く、という感覚だったようですが、そこでたくさんの刺激を受けて、新しい工作にチャレンジしていきました。
最後のワークショップでは、私が口出ししようとすると、「ちょっと黙って!」と言われ自分の思うように作っていて、少し寂しくも、頼もしく感じました。

スタッフのみなさんにも、とても親切にしていただいて、顔も覚えていただき、あたたかい声をかけていただきました。
リライフスタジオさんのおかげで、日々の慌ただしい中にも、つかの間の豊かな時間を過ごすことができ、リフレッシュできたことを感謝しています。
今年いっぱいで営業を終了されてしまうことは、とても残念です。
みなさんとは会えなくなってしまいますが、Panasonic製品は引き続き愛用させていただきたいと思います。

イベントは全て終了しましたが、みんなの描いた「人型アート」を集めた、大きなオブジェがリライフスタジオ フタコ内で展示されています。息子の型は、虫あみと虫かごをもっています(^^♪

※展示期間:12/20(月)10:30~12/23(木)18:30

関連リンク

リライフスタジオフタコ

ダン先生の アサバアートスクエア

名称
リライフスタジオフタコ
所在地
東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C.テラスマーケット 二子玉川 蔦屋家電 2階

この記事を書いた人

せいしろう

25(フタコ)の日に二子玉川で生まれた小学5年生。

将来の夢は、昆虫博士になって新種をみつける事。
昆虫のシャツしか着ていないので、それしか持ってないの?とよく聞かれる。
飼ったことがある生き物は、カマキリ、カブトムシ、クワガタ、カエル、イモリ、カニ、ザリガニ、スズムシ、カタツムリ、カイコ

二子玉川でみつけたステキな人、モノ、コトを紹介していくよ。
ボクに取材してほしい人は連絡してね。
(母代筆中)