7/13(木)「ポートランドと世田谷をつなぐ暮らしやすさへの都市戦略」シンポジウム開催

7月13日(木)13時~16時に二子玉川ライズオフィス棟8階にある東京都市大学 二子玉川夢キャンパスで「ポートランドと世田谷をつなぐ暮らしやすさへの都市戦略~世田谷ポートランド都市文化交流協会準備会キックオフシンポジウム」が開かれます。
 
 米国オレゴン州ポートランドは「全米一暮らしやすいまち」として知られ、緑と環境を重視した都市づくりと、中心市街地の古い倉庫やビル群をリノベーションで再生させることに成功し、新しいライフスタイルが全世界から注目を浴びる街。世田谷でも、保坂展人区長をはじめ、ポートランドのまちづくりへの関心は高く寄せられています。

 そんなポートランドの魅力に魅せられ、同街が培ってきた独自の都市文化を基軸にした日米の交流をより一層深めようと集まった有志の集まりが「世田谷ポートランド都市文化交流協会」。その立ち上げキックオフイベントとして企画されました。

 ポートランド日本庭園CEOのスティーブン・ブルーム氏、日本庭園の建物の設計を手がけられた建築家の隈研吾氏を招いて「ポートランドと世田谷をつなぐ暮らしやすさの都市戦略—日本庭園リニューアル記念」と銘うったシンポジウム。「環境」「文化」「みどり」「歴史」「交流」「多様性」などをキーワードにしたこれからの都市の価値を高めていくムーブメントの一助となることを目指すそうです。

▼保坂展人区長からのメッセージ▼
54年ぶりに生まれ変わった日本庭園を主軸にして、車優先から歩行者優先へ、産業重視から暮らしやすさ重視へ、大きなパラダイムシフトにより環境都市に生まれ変わったポートランドを語り合います。私もコーディネーターとして参加します。

 定員は200人(一般=160人、学生=40人)、参加費は1,500円(学生は無料)。事前申し込み制ですので、関心のある方はお早めにリンクページからお申し込みください。

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【開催内容】
日時:2017年7月13日(木) 13:00~16:00 (12:30 開場) 16:30~ レセプション
会場:東京都市大学 二子玉川夢キャンパス
主催:世田谷ポートランド都市文化交流協会準備会

参加費:(会場入り口でお支払い下さい。)
    一般1,500円
    学生:無料

レセプション:2,000円(一律)

 ▶キーノートスピーチ
  世田谷ポートランド都市文化交流協会 準備会代表 
  涌井 史郎 氏(東京都市大学 特別教授):造園家。東京農業大学農学部造園学科出身。2003年日本国際博覧会(愛・地球博)会場演出総合 プロデューサー、2013年第39回全国育樹祭総合アドバイザーなどを歴任。これまでハウステンボス、東京全日空ホテル等のリゾート計画や多摩田園都市等の街並みづくり、過疎中山間地域や水源地等の町おこしや村落の活性化対策など、都市から過疎農山村に至るまで幅広く、都市と自然の関わりにおける数多く作品や計画に携わっている。

 ▶基調講演
  ①日本庭園再整備の意義と日米の文化交流のこれから
   スティーブン・D・ブルーム 氏
   (ポートランド日本庭園 CEO)2005年、ポートランド日本庭園CEOに就任し、北米地域における日本庭園と日本文化の普及に尽力。来場者を大幅に増加させる。大規模拡張工事の実施に当たり、隈研吾氏の協力を仰ぐとともに、拡張工事に必要な資金の手当に尽力。
これまでの功績を称えられ、2015年、日米間の友好交流の増進に顕著な功績のあった関係者に贈られる「日米戦後70年に際する外務大臣表彰」を受賞。

  ②グリーンライフと建築(家)の役割
   隈 研吾 氏
  (東京大学教授 隈研吾建築都市設計事務所代表)
   1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。
   2008年、フランス、パリにKUMA & ASSOCIATES EUROPE設立。
   2010年、ポートランド日本庭園を市民に開かれた文化複合施設として再整備するため開催されたコンペにて日本庭園の施設設計者に選定される。国内では根津美術館、浅草文化観光センターなどを手掛ける。
 
 ▶申込先
  こくちーずページ
  http://www.kokuchpro.com/event/setagaya_portland/

▶リンク
東京都市大二子玉川夢キャンパス

シンポジウムフライヤー

東京都市大二子玉川夢キャンパス(イベントページ)

http://yumecampus.tcu.ac.jp/event/2299

名称
東京都市大学二子玉川夢キャンパス
所在地
世田谷区玉川2-21-1

この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長。玉川町会100年懇話会事務局スタッフ。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。二子玉川在住20年。出版社勤務を経てまちづくり法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。多摩川流域生まれ&育ち。

暮らしを起点に「ほんとうに創造的な社会とは」を考えるラボラトリー「チームうなラボ」のフェロー。自分たちのまちづくり活動の経験や学びを言語化し、ときにはゲストとの議論と振り返りをまじえて発信・活動しています。

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