【夢キャンイベントレポート】8月6日~11日「夢のまちを作ろう!」

 皆さん、こんにちは。夢キャンコミュニケーターの加納です。
 お盆休みが終わり8月も終わりに近づいてきましたね。もうすぐ夏休みを終わりに迎える方が多いのではないでしょうか。皆さんはどんな夏を過ごしましたか?私はずっと教習所に通っていました。免許をようやく取得できそうです!

 さて、本日は8月6日~11日まで行われた「夢のまちを作ろう」のイベントの報告となります。
 futakoloco編集長のこばなおさんもレポート記事をあげてくださってますので、そちらも併せてご確認を!

企画目的

 今回のイベント最大の目的は、"地域を俯瞰的に見るきっかけを持ってもらうこと"
 日本各地には発展した都市から木々が生い茂る山間まであり、様々な問題が潜んでいるためそれらを解決できる人になってもらいたい。そのためのスタートとして、地域を見る視点を変えるきっかけ作りや、地域に対する視座を高くして複合的に絡み合う要素を結びつけ、その問題点を明らかにしていけるようになってもらえたら。こんな思いが込められていた企画となっていました。

当日までに準備したこと

 当日までに準備してきたことの中で1番時間がかかったことは、地形模型の製作でした。
 プロジェクターとパソコンをつないで線データを投影。投影した映像とスチレンボードの大きさと位置を比べながらプロジェクターの位置を1枚1枚調整しました。そして映像に合わせて鉛筆で線を引き、線に合わせて切り取る。この作業を繰り返し行いました。
 夢キャンコミュニケーターのおかげで前日までに何とか完成!!まだ何もないこの夢のまちが、どのように変化していくのかとても楽しみでした!!!

イベント中の様子

イベント1日目

 イベント初日は、都市計画ワークショップを行いました。
 まちづくりリーダーとして立候補してくれた小学生2人と都市計画を一緒に考え、まずは、自分が作りたい建物を作るためにその建物がどんなところにあるのか理想を付箋に書きだしました。そして都市計画の用途地域を気にしながら夢のまちを4つの区分に分けていきました。

 

イベント中盤

 イベント中盤の日は模型製作を行いました。用途地域を気にしながら4つに分けた地域に建てる建物を作っていき、建物の高さを気にしたり建物の外観や形が特徴的な模型を作り、それぞれこだわりを持ちながら制作している様子がとても印象的でした。

イベント6日目(最終発表会)

 イベント最終日は発表会を行いました。地域の方、夢キャンコミュニケーターのスタッフの方や大学生が見守る中、まちづくりリーダーの小学生2人が地域ごとにどんな工夫をしたのか皆さんの前で発表。素晴らしい発表を聞くことができました!

感想

 以下の感想は、6日間「夢のまちをつくろう」のイベントに参加した夢キャンコミュニケーターの学生の言葉となっています!

  • 小学生ならではの柔軟な発想力を身近に感じられ刺激を受けました。(1年Iさん)
  • 1人1人の理想がひとつにまとまった夢のまちが完成し、子どもたちの方にはまらない考え方が強く印象に残ってい  ます。今後その柔軟な思考を持つ子供たちと、未来のまちについて夢を膨らませ、考える機会を増やしていきたいと思いました。(1年Oさん)
  • 街づくりのルール決めの段階ではコロナ禍でコミュニケーションの機会が失われつつある中で出会ったばかりの赤の他人と話し合うことは容易なことではなかったと思いますが、一人一人がしっかりと意志をもって理想像を追及し、お互いを尊重しつつ折り合いをつけていてとても良いディスカッションをされているなと感じました。また、建物を作る際には幅広い年齢層の方々にお越しいただけた上、各々時間が許す限りギリギリまで真剣に制作に向き合う姿が印象的でした。最初はただの地形だったものが多くの人の手によって色とりどりの街並みを有するものになった過程を見届けられたのは私を含め参加された皆様にとって大変貴重な経験になったのではないかと思います。(1年Hさん)
  • 1人1人置きたいものが違かったから世界に1つだけのまちができたと思いました。想像以上にきれいな建物やリアリティに富んだものが多かったです。(1年Oさん)
  • 参加者全員が自身の想像の建物を悩みながらもとても上手く作り上げていて、どの建物も個性豊かで素敵でした。何も置かれていなかった地形模型が、日を追うごとにまちになっていく様子が面白かったです。(2年Uさん)
  • 自分たちが考えている夢のまちと子どもたちが考えている夢のまちの異なる部分が私が思っている以上に多く、子どもが町についてどのように考えているのかが見えて面白かったです。(3年Sさん)
  • 想像するものと実際に作れるものとの差で躓くことがあった中で、子どもたちの柔軟な考えにより、次々と夢のまちが完成していく姿に感動しました。また、子どもたちが形にしてきた考えを元に、具体的にどうするのかと決めていく過程もとても印象に残りました。(1年Kさん)

まとめ

 たくさんの方の助けがあって成り立った今回のイベント。参加してくださった方々皆さんが互いにいい刺激をもらったり、いい経験ができたと感じた方が多いのではないでしょうか。
 「まちづくりには終わりがない。今回のプロジェクトでやり遂げたというよりは、やっと始まったという感じがする。今回作ったこの地形をもっと充実させて、発展させてほしい。」と述べてくださった企画代表者の石川先輩。
 今後もいろいろな方にまちづくりについて考えてもらう機会は作るべきだと強く感じました。またこのようなイベントが行えるよう準備していきたいと考えています!!





名称
東京都市大学 二子玉川夢キャンパス
所在地
東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス 8階

この記事を書いた人

夢キャンコミュニケーター

私たちは、東京都市大学二子玉川夢キャンパスで活動する「夢キャンコミュニケータ」と申します。

「メンバーや学内生のチャレンジ支援」「東京都市大学・夢キャンパス周辺地域への貢献」「キャンパスを超えたコミュニティの形成」の3つを活動方針とし、大学や地域の仲間たちの夢に翼を与え、自分自身も夢に向かい挑戦する団体です。

近隣地域への貢献の一環としてfutakoloco様の活動に参加させていただいております。