花さんぽ#102 「マルタの桜」が満開になりました

長い雨が止みました。

空はすっきりはしていないけれど、多摩川土手の「マルタの桜」(マルタウグイの産卵床を整備し続けてくれていた、砧漁協の故・谷津田春吉さんが大事にしていた桜・詳しくはリンクをご覧ください)が満開になっていました。

NPOせたがや水辺デザインネットワークのスタッフ・mikiに渡したいものがあって、「どこにいるの?」と聞いたら「上流の産卵床にいるよ」と言うので、多摩川本流に行きました。

3月5日、せたがや水辺の楽校あそびの日に子どもたちと一緒に作ったマルタウグイの産卵床。マルタウグイは私たちのまちの多摩川にたくさん遡上してきて、産卵している様子。ただ、私たちが作った産卵床はあまり気に入ってもらえなかったみたい・・・。(今日はコイが産卵していたそうです。)
特に約束もしていないのに、なぜか、わらわらと集まってきてしまっていた私たち(NPO法人せたがや水辺デザインネットワークの関係者)
カラシナか、アブラナか(よく見なかったのでわからず・・。)の向こうには、二子玉川のまちが見えます。私の好きな風景

若者たちは、下流の産卵床(3月16日にまちのみなさんと「かわのまちアクション」で作った産卵床)に行き、私たちおばさんは、マルタの桜を見に行きました。

マルタの桜の向こうに二子玉川のまちがみえます。広い空と河川敷の向こうに、まちが見える。この風景が好き。

マルタウグイもウグイもコイも、みんな自分たちで自分の心地よい好きなところに居場所をみつけ、好きなように生きていく。

私たちのまちの多摩川に来てくれてありがとう!

名称
マルタの桜
所在地
東京都世田谷区宇奈根1丁目地先(多摩川河川敷土手)

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で子どものアトリエを始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」に引っ越し「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開中。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク事務局。