花さんぽ#103 大分編①ふるさとのきいろいじゅうたん

故郷の大分に来ています。これまでにも「どうぞのごはん」などに書いてきましたが、私は九州の大分県大分市内大分川の河口近くで産まれ、高校卒業までを大分川のほとりで暮らしていました。今の実家は、私が高校2年の時に両親が購入したマンションの1室です。

数年前に父は亡くなり、認知症の母が一人暮らしをしていましたが、つい先日入院して退院後は施設に入居することになりました。その手続きなどで戻ってきているので、突然ですが、大分からの花さんぽです。

移動Wi-Fiの充電ケーブルを忘れてしまい、購入しようとでかけたら、目の前にきいろいじゅうたん。

土手の上に出たら、見渡す限りきいろいじゅうたん
土手から河川敷に駆け下りた。葉っぱが茎に巻いているアブラナ。
下流側を振り向いても一面のきいろいじゅうたん
猛禽が飛んできた
どこまで続いていくんだろ
夢中になった
川上も、川下も、きいろいじゅうたん。花、川、山、空、雲。

ほんとうは、大分に着いたら、このあいだ雨の日に丸子川沿いをおさんぽしたときのことを投稿しようと思っていました。でも、きいろいじゅうたんの光景をみたら、大分編を投稿することにしてしまいました。

18歳で上京したあとも、1年に1~2回は必ず帰省していたし、結婚して子どもが産まれてからは、春休みだ、夏休みだ、クリスマスだ、お正月だ、とやたら子連れで帰ってきていました。

私は、いったい何を見て、何をみてこなかったんだろう?

川の向こうの山の上は桜が満開の様子。

このあと、桜を追いかけてみました。つづきはまた。

名称
大分川河川敷 広瀬橋付近
所在地
大分市古国府

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で子どものアトリエを始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」に引っ越し「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開中。NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク事務局。