毎日暑い日が続きますね。お久しぶりの「花さんぽ」なんと、3月ぶり。すみません・・・そういえば、今回ご紹介する「岡本わきみず緑地」が3月に完成したことを書こうかな~と思っていて、夏になってしまったのでした・・・。
futakoloco過去関連記事はこちら↓
ここは、国分寺崖線でいちばん「わきみず」が湧いているところだそう。個人邸だったところで、住まわれていた方は、貴重な草花を集めていて、よくご近所さんをお招きしてお庭を案内してくださっていたとか。世田谷区が買い取って公園にしてくれたのですが、貴重種を守るため、通常は入れません。でも公園を造成する際に道路際にデッキを作り、中を見下ろすことができます。
斜面に点々と見えるのが、どうも「キツネノカミソリ」という花らしい。
私が所属するNPOで、ここの整備をさせてもらっているのですが、今日の発見は「カノコユリ」
私はお花が好きなのだけど、あまりお花の名前を知らなくて、聞いてもすぐに忘れてしまいます。今日、わきみず緑地に行ったら、背の高い(150センチくらい)の大きな百合が傾いていて、「オニユリみたいだな」と思って調べてみたら、カノコユリだとわかりました。
なんと、現在は自生地の減少が著しく、環境省のレッドリストに登録された絶滅危惧種だそう・・・・。
見られてよかったなあ。
新型コロナウィルスの感染拡大が収まらず、なかなか自然観察会などを開催できないのですが、デッキから中のお花がよく見えますので、涼しい時間にぜひ、眺めてみてください~。
- 名称
- 岡本わきみず緑地
- 所在地
- 東京都世田谷区岡本2-35-16