岡本の国分寺崖線の上に建つ「無名塾 仲代劇堂」で、上演中(21日まで)の「シェイクスピアの言葉を泳ぐ~無名塾とシェイクスピア~」を観てきました。17日(火)19時開演、周囲はすでに真っ暗、閑静な住宅街の一角に「仲代劇堂」はあります。
この記事の前編はこちら→【ゆかが行く!お稽古潜入レポート】仲代劇堂公演「シェイクスピアの言葉を泳ぐ~無名塾とシェイクスピア~」
今回の作品は山崎清介さんの構成、演出で、シェイクスピアの「ハムレット」・「ロミオとジュリエット」・「リチャード三世」・「マクベス」の4作品のシーンの抜粋が巧妙に構成されています。
ハムレットの名セリフと言えば、私のようにあまりハムレットを知らない人でもわかる「to be or not to be」というのがありますが、この作品の中では、そのセリフが「死ぬ・眠る・それだけだ」(翻訳・小田島雄志)というフレーズで繰り返し使われます。
巧妙に交錯する4作品の登場人物(たぶん、総勢20人以上)を5人の役者が演じる。
目の前で繰り広げられるシェイクスピア劇場。ストーリーが在るようで無く、無いようで在る
受け取る人が受け取ったことが全て。今回、無名塾に行ったことがないという、イラストレーターのポンちゃんを誘ってみました。
果たして、とても感激してくれて「役者さんの目力がすごい。なんだか違う世界にいるようだった」とのこと。私たちは無名塾まで自転車で5分~10分くらいのところに住んでいるのですが、帰り道で立ち止まって結局1時間くらい語り合ってしまいました。そして「自転車でいけるところに、あの劇場があるなんて幸せ!次の6月の公演も観に行こうね、」と約束して別れました。
残すところあと4日、土曜日の千秋楽のチケットは売り切れですが、水木金のチケットはまだあるそうです。(17日の夜の部も、行ったら満席になっていましたので、お早目にお問合せください。)
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≪公演詳細≫
無名塾稽古場公演2019『シェイクスピアの言葉を泳ぐ』
~無名塾とシェイクスピア~ 構成・演出:山崎清介
12月15日(日)~21日(土) @仲代劇堂(世田谷区岡本1-6-2)
15日(日)14時公開GP/19時初日
16日(月)14時
17日(火) 19時
18日(水) 14時/19時
19日(木) 14時
20日(金) 14時/19時
21日(土) 14時※完売
出演 中山研・本郷弦・篠山美咲・井手麻渡・鷹野梨恵子
平日11:00~15:00は電話でも受け付けているそうです
無名塾:03-3709-7506
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稽古場公演は役者さんと間近でお話できるのも魅力のひとつ。 今回、たまたま同じ回に、たまプラー座まちなかパフォーマンスプロジェクトの林月子代表も観に来てたので、出演者の方全員と一緒にパチリ
今回ご出演の俳優の一人、篠山美咲さんは、「たまプラー座まちなかパフォーマンスプロジェクト」で活動されているそうです。
わがまちの小劇場「無名塾・仲代劇堂」ぜひ、行ってみてください!今回逃すと、次は6月まで観られませんよ。
- 名称
- 無名塾 仲代劇堂
- 所在地
- 世田谷区岡本1-6-2