7月20日(土)、27日(土) 今年も多摩川河川敷で有志による花火打ち上げ

いよいよ梅雨も明けたら夏本番!夏の風物詩といえば、「花火」。多摩川河川敷では世田谷区と川崎市同時開催の「たまがわ花火大会」が最も有名ですが、2019年以降は10月に開催されています。現在、夏に行われている花火の打ち上げは、いずれも有志によるもので、今年も7月20日と27日に行われることが発表されています。有志によって続けられてきた地域における大切な風景であることから、公表情報に基づきお知らせします。

花火の打ち上げが実施される多摩川の河川敷や周辺の公園は「公共空間」です。その美しい景色を誰でも鑑賞することができます。だからこそ、主催者や敷地管理者だけでお手入れをするのではなく、利用者・来場者自身が一緒に「皆が気持ちよく使えるため」にどのようなマナーやルールを守り合うことが必要であるか、を考えて行動する場所でもあります。

 マナーの悪い状況が続く場合には、さまざまな利用制限や禁止項目が設定されてしまう可能性があります。地域への思いで打ち上げられた花火を堪能した私たちが、感謝の気持ちを循環していくために、まずは、自分がいた場所を振り返り、きれいにして立ち去ること。楽しい時間を過ごせたことに思いを馳せて、自発的で自律的な使い方を周囲の人へも呼びかけること。そういうことから始めてみるのはどうでしょう?

7月20日(土)開催 「ふたこ夢花火」

打ち上げ時間:19時20分~20時 ※雨天中止
場所:二子橋上流多摩川右岸(川崎側)河川敷
目的:友人グループのレクリエーション(300人程度)
規模:2-4寸玉を75発程度

7月27日(土)開催 「点火祭(実技訓練花火大会)」

打ち上げ時間:19:00-20:30のうち30分程度 ※雨天および強風の場合は中止
場所:二子橋下流多摩川右岸(川崎側)河川敷
目的:(1)花火消費中の人的ミスによる死傷事故の、拡大防止及び更なる縮小 (2)花火の鑑賞と、花火という日本古来の伝統芸能の継承 (3)花火ファンの拡大と、花火に対する正しい知識の浸透
意義:(1)多様な実技訓練による、打上現場での対応力の強化 (2)消費技術の維持・向上及び、演出の研究開発 (3)新作花火玉の研究開発

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この記事を書いた人

こばなお

futakoloco 編集長&ファウンダー。二子玉川在住20年。主に公民連携分野のフリーランス・ライター/エディター。法律専門書出版社勤務と米国大学院留学(高齢化社会政策)を経て、2016年〜2022年、自らの暮らしの場である二子玉川のエリアマネジメント法人で情報・広報戦略と水辺などの公共空間における官民共創事業に従事。最近は生まれ育った西多摩の多摩川および秋川の水辺界隈でもじわりわくわく活動中。

暮らしを起点にした「本当にクリエイティブな社会」のタネを自らのアンテナで見つけ、リアルに伺った物語を記録し続けることがいま、とっても楽しいです!