どうぞのごはん♯54 どうぞのお味噌汁

2025年の最後に「どうぞのごはん#53 ゆるりな最強『茶碗蒸し』」を書いてから、気が付けばもう6月。半年が過ぎてしまいました。

前回の記事はこちら。

futakoloco10周年とBOOKフリマ


書くことはさぼっていましたが、futakolocoの10周年に向けて、編集部の新しい試みに参加しています。

先日公開された「6/20-21『たまがわBOOKフリマ』にフタコロコ初出店!本好きがつなぐ交流の場へ」という記事。これを読んで、がぜんやる気が湧いてきました。

この記事の中には、10年前、futakolocoの1周年の時の記事のリンクがあります。
「futakolocoは本日、開設から1周年を迎えました!」(2018年3月10日)

改めて読んでみると、その頃のことを思い出しました。

記事にはこんな一節があります。

「実はfutakolocoの目指すところは「ニュースサイト」ではありません(中略)
多様化する人々の価値観の交流は、優れたアイデアを創発します。そのために必要な姿勢は、異なる価値観と振る舞いの相手を否定するのではなく、理解・共感せずともまずは敬意を持って互いの存在を認めること。その上で、協働するスタイルを作っていくこと。」

(編集長小林直子)

そうなんだ、私はこの「最終的に目指している役割は二子玉川の街の「触媒」となること。100年前と100年先を見据え、二子玉川の街の人々による活動や思いを知り、記録し、伝え、繋ぎます」という思いに共感して、コラム「どうぞのごはん」を始めたのでした。

「どうぞのごはん」のはじまり

コラム「どうぞのごはん」は、編集長から「この新しい地域メディアで水辺ごはんのレシピを書いてみない?」と誘われたのが始まりです。

そういえば、「どうぞのごはん」という名前の由来を過去の回でどこかに書いていたはず……と思って探してみたら、意外にも「おにぎり」の記事にありました。

本文に『「どうぞのごはん」はここから生まれました。』とありますので、よかったら誕生秘話を読んでみてください。

「どうぞの本」と「どうぞのごはん」

さて、今回のBOOKフリマ。

編集会議で、「街の人や活動をつなぐ触媒を目指すなら、10周年を機に編集部自身も街へ出てみよう」という話になりました。そこで出店先として選んだのが、これまでもfutakolocoで取材してきた、玉川高島屋の「たまがわBOOKフリマ」です。

ロコ記者それぞれがセレクトしたものを持ち寄って出品するのですが、私は、本を手元に置いておきたいタイプなので、オススメの本は手放したくないのです。一方で、いろいろな方やいろいろな場から巡り巡ってきた本もたくさんあって、それを、必要とする人へ渡したいという気持ちもあります。私のアトリエには、今は誰にも読まれていない本がたくさんあり、「いつか読むかも」と残している本もあります。

全く整理されていないアトリエの本棚の一部・・ここは、文庫本が多い

そこで今回、これらの本の一部を「どうぞの本」として出品することにしました。

誰かが受け取ってくれたら嬉しいし、それがまた次のだれかにめぐっていくのもいいな、と思います。

「どうぞのごはん」も「どうぞの本」も、同じ小さな「どうぞ」の気持ちです。だれかが受け取って、だれかがまた、だれかに「どうぞ」して、「どうぞの気持ち」が巡ってくれたらうれしいです。

どうぞのお味噌汁

そんなことを考えていたある日、外から帰ると、「おでかけひろば ゆるり」(世田谷区の補助事業 詳しくはこちらのインスタグラムアカウントで)のスタッフが昼間に作った「どうぞのお味噌汁」を置いておいてくれました。

お台所のお鍋にお味噌汁が~。温めなおしていただきました♪ほんとうにありがとう!ごちそうさま

今年の1月末、栃木と愛媛から無農薬の大豆を、岐阜からは麹を取り寄せ、瀬戸の粗塩を使って、スタッフと一緒に味噌を仕込みました。お味噌の仕込みも、楽しい作業なのでお伝えしたいのですが、それはまた別の機会に。

みんなの「手」で作るお味噌。

半年近く経って、美味しく熟成されたお味噌ができていて、そのお味噌で作った「お味噌汁」。

前回は「手抜きだけど栄養満点、ゆるりな最強『茶碗蒸し』」をご紹介しましたが、お味噌汁もまた、私にとっては究極のインスタント食品です。

季節の野菜とお味噌があれば作ることができて、体をやさしく整えてくれます。

今回は、そのお味噌で作る「どうぞのお味噌汁」のレシピをご紹介します。

お味噌汁レシピ

材料
・季節の野菜(今は、ジャガイモと、ナス、玉ねぎなど。隣の畑で採れたもの)
・お味噌
・出汁:私は、昆布を少し入れますが、今回みんなで作ったお味噌は「出汁いらずで美味しい」と評判。

作り方
①野菜を適当に切る
②お鍋にお湯(だし汁)を沸かして野菜を煮る
③お野菜が柔らかくなったら、お味噌を入れる

お椀に汁を少し取って、その中でお味噌を溶かしてから鍋へ戻すと、きれいに溶けます。

お味噌は少しずつ加えて、その都度味見をしましょう。

もし入れすぎてしょっぱくなっても、お湯で薄めれば大丈夫。

美味しく作って「どうぞ!」

この記事を書いた人

ゆか

サラリーマン時代に東急ハンズ玉川店、玉川高島屋を担当し、ここいら辺が気に入って移住。岡本の坂下に住み、母となり産んだ子どもたちはもうオトナ。2005年から鎌田で「子どものアトリエ」を始め、2016年に大蔵5丁目「ゆいまあると3つの磁石」という場を開設、「子どものアトリエ」「映画とキャラメル」など、よくわからないことを展開。2021年、岡本から玉川4丁目の空き家(通称たまよん)に1年間入居。2023年、「ゆいまあると3つの磁石」近くに建った家に転居、「あめます舎」と名付けて家を半開きしている。2020年よりNPO法人せたがや水辺デザインネットワーク代表理事 2025年5月自己免疫疾患「原田病」であることが発覚。多くの人と同じく、元気な時は元気で、元気でないときは休んでいます~